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アーティストのためのエッセイ講座「IDEAの探し方」

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Vol.4  本当に伝えたい人へ伝える言葉

 

 

 

みなさまこんにちは。

ご愛読いただきありがとうございます。

 

「IDEAの探し方」は、アーティストの自己表現にお役に立てますよう

文章表現をお伝えする連載コンテンツです。

 

前回は、「ロングランで続けるために有効なワーク」など

文章表現で統一感を出しつづけるコツをお伝えしました。

 

 

おさらいしたい人はこちらの記事をどうぞ>>> Vol.3 ロングランを構成する文章

 

 

 

 

 

《 IDEAワークその1》いかがでしたでしょうか?

 

あなたらしいテーマを掘り下げたいとき、その世界観を作っている

「言葉」の数が大切になります。

 

 

・理論的に書くのが苦手

・感覚的な文章しか書けない

・頭が真っ白になる

 

 

書く行為にはじめから苦手意識を持った方が多いのが

アーティスト気質の方の特徴かもしれません。

 

特に女性は感度が大切と思っている方が多いでしょう。

 

この「感じる」という抽象的な感覚を文章化して

「伝えたいひとへ伝わるように書く」のは困難だと感じてしまうのは

当たり前かもしれません。

 

けれど、《 IDEAワークその1》をつづけてみるとおわかりのように、

文章力というのは日々の感動を切り取り、

さらにていねいに磨くような意味を持っています。

 

あなたが書きためたキーワードは、いまは例えそれがバラバラでも

言葉をかさねてゆくうちに

グラデーションのような重層的なイメージができあがってくるはずです。

 

それを《世界観》とここでは定義しています。

 

今日は、この重なった状態の全体イメージとは

一体どんなことなのかもう少しだけお伝えします。

 

 

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書くという行為について

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「IDEAの探し方」では以前からお話ししているテーマ

「あなたらしい文章を書く」

実は、このイメージが誤解されてしまうことがあります。

 

 

 

∞(無限) →1という意識

 

 

「書くという行為」は

「無からなにかを生みだす作業」と思っていませんか?

 

 

物語や詩、個人的な作品は

クリエイティビティが高く、

なおさらそう感じてしまうかもしれません。

 

 

けれど、実際にはそうではありません。

 

「書くという行為」は

決して無から生み出されるのではなく、

大量のインプットを1つに集約してアウトプットする視点です。

 

 

つまり

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0 →1 ではなく

∞(無限) →1

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なのです。

 

あなたらしい文章を書きつづけるなら

この意識を持つことが肝心です。

 

 

著名な作家やパワーブロガーに至るまで、

文章を書き続けているみなさんは

意識的にこの視点で物事を見たり感じたりしています。

 

 

わたしの文章はライトノベルのようだと

ご感想をいただくことがあります。

 

H.Pでお届けする文書はわたしのライフススタイルを綴っているので

そのようなライトなイメージをもたせるのかもしれません。

 

 

けれど、そのライトノベルでさえ

その裏側にはきちんとした情報収集があるものです。

 

特にヒットを書ける作家の方は、

目眩がするほど膨大なインプットを行っているのが通常です。

 

取材旅行は何ヶ月も何年も通います。

 

それは、作家がご自身で見て感じたことだけを信じ

お書きになっている証拠です。

 

わたしたちはそのような本物の作品を読むと

書かれた方の広範な知識に驚かされるものです。

 

 

歴史、思想、精神医学、人体学、物理学

西洋美術、東洋神学、哲学、地理・・・

 

 

これらすべてに精通していなければ

書けないであろうと思える名作もあります。

 

月日が経っても読み継がれる名作を書くことは

一朝一夕で身につくものではないことは言うまでもありません。

 

わたしたちが学ぶべきこと

それは、

能動的に動き、リアルの場の空気を感じ

本当に知りたいことを調べ

選択したものを大量にインプットする。

 

そうして時間を費やされた分だけ、本物の血肉となり

まるでその人の一部のように細胞分裂を繰り返し

その結果生み出された言葉が作品に宿るのだろうと思います。

 

 

このページをお読みなっているあなたは、

血の通っていない誰が書いてもいい文章レベルでは

満足しない方だと思います。

 

そうであれば、ぜひテンプレート化された文章の使い方を

マスターすることに夢中にならないようにしてほしい。

 

AIに書いて貰えばいいような情報テキストではなく

「あなたが本当に伝えたい人へ伝える言葉」を持っています。

 

だって、

人の感情に触れることができなくて

なんのための文章なの?

 

と思うからこそ

ここまでお読みになって下さったのだとわたしは考えるのです。

 

 

人の心に響く文章

 

 

それは、あなたという器から

多種多様な知識を取り出すことです。

 

 

そして純度の高いアウトプットのために

本当のインプットをするのです。

 

そもそも知識を身につけることとは、【自ら体験する】ことです。

 

日々の感度を積み重ね、それらを体内に刻み込んだ知識は

Google先生から提出される答えとは全く違った質になります。

 

 

もしあなたが、 今の自分のなかにある情報だけで文章を書こうとすれば

過去の経験に頼るだけのセンチメンタリズムなものしか

生まれてこないかもしれません。

 

 

そして、それはすぐに枯渇してしまうでしょう。

インプットがない状態で

ロングランで文章を書き続けるのは不可能なのです。

 

 

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0 →1 ではなく

∞ →1

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繰り返しになりますが、無からは何も生み出せません。

 

前章で

・あなただけのテーマを持ち

・世界観を言語化する

 

ことの大切さをお伝えしました。

 

もう少し本音を言うと

これだけで書き続けることができれば楽かもしれませんが、

よほどの天才でない限り無理が生じてくるもの。

 

あなたがあなたらしく

あなたの大切な人へ届けたい文章を書くには

《 常に能動的に動き、調べ、体現し、

リアルに見て感じたことを言葉にする》 のです。

 

 

例えるなら、ここでいう知識はあなたの脳内の冷蔵庫。

 

新鮮で豊かな食材が入っている冷蔵庫を開け、

その中にある食材を絶妙に組み合わせたり

味付けを考えて行くと

自然に食器や盛り付け方もイメージできてきます。

 

大切な人へ作るお料理ですから

食べやすく、美味しく、見た目も良くしたい

 

季節感のあるしっとりしたイメージや

やさしい洋菓子のようなふわっとした雰囲気

薄味ばかりじゃなく、

コクのある強い味もいいかな・・・・

 

そんな感覚で書くようにと常日頃わたしは心がけています。

 

お料理をする方ならイメージしやすいかと思うのですが、

フライパンを火にかけるときには

全体の作業は9割決まっているのものです。

 

 

誰かに教えてもらわなくても手と脳と心がフローの状態で動き出す

自分が一体となっているあの感覚を思い出してください。

 

 

 

 

 

 

ともに歩んで行きたい憧れの存在になること

 

 

真っ白なノートによどみなくペンを走らせて

気持ちよく言葉を紡いでいく

 

それは、他から見れば 「無から何かを生み出している作業」

だと思われるかもしれません。

 

けれど実際には、文章を書くのは

膨大な時間とインプットを作家の脳内フィルターで濾して

 純粋な部分を取り出している作業なのです。

 

 

パン職人はパン作りの作業をしている時にしか

仕事をしてないように見えますが決してそうではありません。

 

 

ですが、 「朝早くから小麦の仕入れや掃除

衛生管理や温度設定までずっとやってるの」

とは言いません。

 

文章を書くという行為もまた

水面下の見えない作業の連続があってこそなのです。

 

パン職人は焼きあがったパンでしかその価値を評価されません。

 

写真家は写真作品で

イラストレーターはできあがったイラストで、

絵描きは絵画作品で価値を生みだすように

 

その作品に添える文章もまた、

あなたから生み出された作品 。

 

 

あなたを現すのはあなたが書き上げた文章です。

 

だからこそ、自信と誇りと情熱を持って書き続けてください。

 

 

わたしが少しでもお役に立てたら幸いです。

 

 

 

このセッションの目的は

あなたが「単なる上手な文章の人」になるのではなく

情熱とワクワクを持って書き続けることができるようリードします。

 

 

あなたの理想の仲間から「ともに歩んで行きたい憧れの存在」

になりましょう。

 

 

みなさまとじっくり学んでゆけたら嬉しいです。

 

それでは、次回あなたを現すために大切な

《言葉の3つの層》についてお伝えします。

 

 

 

 

 

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