─────────────────────

表現という本能について

─────────────────────

究極のところ

わたし達人間を含むすべての生きものは

種の保存のため、自分の生きた証を残すために生きています。

 

いわば、創作者やクリエイターは

つねに自然の法則に基づいて

自己表現し、創作しているのだろうと思います。

 

そして、わたしも

日々呼吸するように

本能に従って生きているひとりです。

 

ここで、自然行動である《創る》という概念で

大切なことは何か?

考えてみたいと思います。

 

以下、「五感インプットセミナー」より選抜しています。

 


 

創作意欲という言葉がありますが

わたしにはあまりしっくりきません。

 

「創作意欲が湧く」ということがないからです。

 

それはなぜか?

わたしにとって創るまえに大切なことがあるのです。

 

一体感」です。

 

初夏を感じる朝。

いつもの散歩道。

季節ごとに変化する道路沿いの花々

光を待ちわびるチューリップの蕾

 

これからはじまる1日のことを考えながらのぼる高架下の歩道橋

登りきると思いがけず明るいピンクを帯びたクリアな空の色

猫の目のようなかたちの飛行機雲

 

「いいなあ」わたしが好きだな

きれいだなと感じる瞬間はいつも日常にあります。

 

つまり、創作のイメージが先にある、のではなく

本当はなんどもなんども出逢っている目の前の事象に

どれだけ気づき続けるか?ということだろうと思うのです。

 

そうして、美しいと思うものに出逢ったら

呼吸を整え、思いっきり感じる事。

感じきってその場に溶け込んでしまうような感覚

とも言えるかもしれません。

「撮りたい!」という衝動はそのずっと後にやってきます。

 

─────────────────────

五感をフルに使うのが使命

─────────────────────

もし、絶対いい写真を撮る、今日こそは撮ってやる

などと思っていたら力が入りすぎなのです。

どんな風にエゴだけで意気込んでいると

本質的なことは何も見えてこないものです。

 

結局、大事なのは「ありのままを感じる」こと。

 

この視点がないと作品へフォーカスできない。

この感覚を磨いていないと何も生まれないし何も創れない気がします。

 

わたしたち人間が五感を持って生まれたのは

感じる才能を充分に発揮するためなのだと思います。

 

感じ、味わい、浸り、深く浸透させ

そして一体感を生む。

その後はそれぞれです。

 

写真表現とするのか、絵に描くのか、音楽にするのか

文章なのか、お料理なのか

人に話して癒しを与えるのか・・・

 

もちろん純粋に、ただ感じる、触れる、味わう、見る、香る

だけでも良いと思います。

 

五感をフルに使うことさえできれば

その感動をどうするのかは

それぞれがお好きなようにすればいいのです。

 

クリエイティビティとは言っても

いろんな表現があって当たり前です。

 

多様性を楽しみ、ただ在るだけ、の世界を知れば

たとえ、どれだけひとと違った感覚を持っていたとしても

優越も批評も生まれません。

 

 

 

─────────────────────

五感を感じ、磨く

─────────────────────

 

もし、あなたがいま、意欲的になれずに

思ったような行動に移せず、悩みもがくのであったなら

深呼吸をして確かめてみましょう。

 

それは、あなたの本当ですか?

 

触れたくないこと

見たくない現実から逃げていませんか?

もし、いま、気がついたら

素直な感覚を取り戻しましょう。

 

だからこそ、写真を撮る前に

感じ方を深め、建前のスキルを身につける前に

必要なことがたくさんあると気がついてください。

 

 

あなたがあなたであるために。

あなたの生きた証を残すために。

 

それは

あなたの目の前の現象をすべて受け取ること

一瞬一瞬の時間に感謝し

それを感じる感度を磨くことだろうとわたしは思います。

 

みなさんの表現力を応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回へつづきます・・・

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です