今年最後の個人セッションIDEA キャリアプログラム」

ご興味を持っていただきありがとうございます。

 

感覚派コラム「五感カフェ」9回目の今日は、

講座で質問の多かった企画の作り方についてお伝えしたいと思います。

 


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脳内イメージの創作

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セッション中に質問攻めになることの一つ、それが企画の作り方。

クリエイティブは勿論、商品作り、書きもの、プレゼン、イベント制作、

スケジュール構築・・・など

多くの方が「企画=何かを企てる」ことが難しいと感じているのかと。

 

このあたりは、「ものつくり」に長年たずさわっていると熟練してきますが

そうではないキャリアの方であれば、コツをつかんで日常に取り入れ、

やりながら慣れてゆくのが手っとり早いです。

 

その企画について多くの方が陥ってしまうワナは

「深刻に考えすぎてしまう」ことではないかと感じています。

 

ロングスパンで計画する、作品を企てる、

ゴールまでの導線を描く、青写真を描く・・・

いろいろと表現があるかと思いますが

わたしのイメージは、映像業界でいう絵コンテが近いです。

 

ここでは、《脳内イメージの創作》ととらえています。

創作ですから、瞬間でできるわけではありませんが

どんな仕事でも、イメージ写真でも、企画書でもエッセイでも

下書きをするのが常識と囚われていたら要注意

 

それに、創作プロセス自体は時間をかければいい訳ではありませんよね。

 

ベストな状態を保ちながら、ここぞ、というタイミングで表現となり、

それが自然とリリースされてより広い世界へ届く、

というイメージを持つ方が自然体につづきますしアイデアも湧いて来るでしょう。

 

わたしも自らこの方法を試し、みなさんへご伝授していています。

もし、あなたが、このプロセスにご興味があればお役に立てるかと思います。

 

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脳内イメージとゆらぎ創作

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実は、わたしは、自己表現のためにラフ案やメモ、ネタ帳、絵コンテ

といったものを一切描きません。

写真でいえば、コマ割りや構図制作もしませんしテスト撮影もほとんどしません。

 

・・というと、

セッションを受けている方たちは目をキラキラさせて驚きます。

「え? 一体どうやって撮影イメージを決めているのですか?」

「絵コンテも描かないってこと?」

「全部感覚で?」

「じゃあ、撮影の準備は?」

「被写体とどんな話をするんですか?」

「なにも決めなくてどうやってスタッフに指示をするの?」

と、前のめり反応。

 

 

繰り返しますが、

わたしは絵コンテやコマ割りや構図、いわゆるラフ案というものを

いっさい描かないのです。

 

過去データをプリントした簡単なヴィジュアルイメージならば

スタッフ用に残すこともありますが、

背景を描いてそこへ被写体や人物を配置するような

パッとわかる絵コンテというものは一切作らない主義。

 

文章も同じく、一度しか書きません。

 

これにはいくつか理由があるのですが、

わたし自身が何が一番フィットするやり方を“研究した結果”がスゴくいい

ということがわかり、それを軸にした方法であることをお伝えしておきますね。

 

 

 

 

まず、写真制作をするときに、ラフ案に関してなぜ描かないかというと、

これは絵コンテが必要な絵描きや映像作家がやるものであって

イメージを可視化して具現化するタイプの表現には向かないとわかったからです。

 

《イメージとはつねに揺らいでいる映像でありその一部をすくい取ったものが表現》

となんども書いている通り、写真は刹那であるし

書きもののように時間をかけて吟味する表現であっても

基本は、一定しないゆらいだ感覚をとどめる行為なのだと考えています。

 

わたしに限っていえば、どんな表現でもこの理論でいます。

例えば、エッセイの構成や文章を書くときも、企画書を作るときも

あらかじめ下書きを書くことはしません。

 

なぜかと言うと、すべてのイメージは脳内にあるから

 

もっというと、脳内イメージが「ある」というより

脳内イメージが「いる」という方がわたしにはしっくりきます。

 

ただ、困ったことにわたしは頭がよろしくないし記憶力も低い。

 

だから、脳内に濃密なほどにいるイメージ像を持ち帰って来たくても

つい、とりこぼしたり忘れてしまうことがよくありました。

 

 

イメージに昇華できなくて、これまでなんども失敗してきました。

困りました・・・

 

そこで、大切なイメージを忘れないように

自分だけのアイデアを自由に扱えるようにするにはどうしたらいいか?

を長年探求してきました。

 

それは、よくあるメモ書きではなくましてやラフ案や構想でもない

記憶が新鮮なうちにそのキーワードを開くと脳内の映画が流れだし

印象的な映像がすぐに思い出されるようなシステムを作ったのです。

 

自己流だけれど、これが一番使い心地がいいししっくりきます。

 

脳内イメージをアウトプットするのは1回だけなので、時間効率的ですし、

書きものでノートがぐちゃぐちゃになってしまうわたしのようなタイプには

うってつけの方法。

 

もしイメージが煮詰まったら、フィルターにこびりついた古いイメージを

すーっと洗い流せるところも気に入っています。

 

脳内スクリーン想えばわたしは、フリーランスになった頃からずっとこの方法で創作をしています。

文章を書くときも、講座を作るときも、撮影のときも、

セッションを開催するときも、ずっとこの方法。

 

誰かに教わったわけでもないし、完成度などもともとないのですが

「一体どうやって?」と訊かれてから

ああ、この方法をみんなに教えたいな、と考えていたのです。

 

独学ながらこの感覚表現が生産的だと信じているし

これからもずっとこの方法で創作してゆくだろうと思います。

ですから、冒頭の「企画の作り方について」アドバイスが欲しいと言われると

このお話をさせて頂いているのです。

 

もっと多くの人へこの方法を使って欲しい、と思う理由は

創作者にメリットがたくさんあるから

 

それが「脳内スクリーン」手法です。

 

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つまりは、完璧な世界なのだ

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たとえば、“頭の中に完璧な絵があるのだけれど

それをアウトプットした途端、完璧ではなくなってしまった”

ということって経験があるのではないでしょうか?

 

そのとき、ひどく残念な気持ちになりますね。

一般的に言われているアイデア帳なども同じく、真っ白な紙にラフ画を描き

脳内イメージが描いたものと置きかわったものと対峙したとき

 

一瞬でそのラフに描いた絵が、

たったいま、脳内で起こっていた鮮明なイメージとはほど遠くなってしまい、

せっかく可視化されたというのにもはやどうでもよいシロモノになってしまう、

というこの残念すぎる感覚・・・

 

あの時の心地悪さといったら、自分のセンスを疑いたくなってしまったり

「なぜ?どうして?」と無理やりイメージを引っぱってみたり・・・

結局、振り出しに戻るどころか、

「これは違うんじゃない?」と、内なる声が自己をとどまらせる。

 

このスパイラルがつづくとどうなるか?

直感的なイメージを描いては帳消しし、そんな自分を責め、

自己欺瞞になり、やがてピュアなイメージを描くことをやめてしまう。

ズバリ、わたしがラフ案を描かない理由はこれなのです。

 

ですから脳内イメージを紙に描くのは

「ただの一度きり」にしなければなりません。

 

あなたの中で生まれたイメージは

最後の最後にアウトプットされるため完璧です。

それについて他者が何を言おうと全く揺るがないはず。

 

そもそも、脳内の無限なイメージというのは

フルカラーの超ハイテク技術の映像で、すべてがパーフェクトに循環している

ということを思い出して欲しいのです。

 

その像は、フルオーダーの自分好みに作られた映画で、

セリフや音や匂い、湿度や気温、手触り、風味など

なんでも揃っている完璧な世界

 

特にフォトエッセイを書くときには、

ここから欲しいイメージだけをもぎ取るようにすると

物語の背景をセットするのに困ることはありません。

 

描きたいイメージを背景からはじめることも可能です。

脳内から新しいアイデアを取り出したときには

既に場所や時間、光の感覚や流れ、構図、

人物ならそのキャラクターイメージや性格、好み、

行動の仕草などもすべて決まっているので

書く作業に集中することができる。

そうすると、ラストに向かって書くことがなくなってしまったり

無理して完結することもありません。

 

構成をしないので、後からエピソードをどんどん入れ込むこともあります。

その方が簡単だということは、普段からブログを書いたり、メルマガや

H.Pで記事を書く経験している人ならすぐにわかるだろうと思います。

 

ラフ画を描く労力も時間も必要ありません。

そのため、書くべき内容のストックを制限なく持つことも可能です。

 

写真も同じ方法を使います。

まずはイメージありき、その完璧さを再現させるような行為は全て取っ払って

ただただ一瞬にかけてシャッターを押す。

フォトエッセイでも、写真表現でも原理は同じく

脳内イメージをアウトプットするのは「ただの一度きり」という考え方。

 

 

では、長くなりましたので

次回さらに具体的にこの脳内リリースの仕方をお話ししてゆこうと思います。

 


 

《創る、伝える、循環させる》

ビジネスうんぬんではなく、

イメージがすぐに湧くようなアイデアが浮かんだり

自分だけでは描けないダイナミックな視点から

現実に結びつくヒントを投げてくれる

そんなお声を頂いています。

ご興味のある方はぜひIDEA キャリアプログラムをおためしください。

 

 

 

IDEA キャリアプログラムのご案内

 

 

 

 

“五感Cafe Columm-9 脳内スクリーン” への1件のフィードバック

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