感覚派のためのコラム「五感Cafe」では

写真表現だけではなく

目に見えない『なんとなくを感じる』を楽しむことから

神秘的な感覚の深掘りなど、これからのライフキャリアに欠かせない

感度の磨き方についてお伝えしてゆきます。

 

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前回は、日々の意識に大いに関係している《触覚》のお話をしました。

そのつづき、共通感覚理論についてです。

 

 

 

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5番目の感覚 あいまいさがもっとも大切

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前回まで、わたしたち人間の五感のなかで

もっとも影響しているのは「触覚」です。

 

これは、ギリシャの哲学者アリストテレスが残した

「共通感覚理論」にあるように

皮膚にある感覚の5番目の感覚=「触覚」がそうであることの証明です。

 

けれど、触覚はその定義があいまいでわかりにくいのも本当のところ。

 

これまで「5番目の感覚」をあらわす際には

空腹感や吐き気、めまい、むかつき、疲労感など

いわゆる内臓で生じる感覚や、筋肉などの深い組織を含めて

「一般感覚」と呼ばれています。

 

これは、

「なんとなく気分が優れない」

「頭がクラクラする・・」

「イライラして落ち着かない」

などとイメージできるかと思います。

 

中には、あいまいすぎて伝わらないひともいらっしゃいますし

もっと端的に言語で表現できる人もいらっしゃるでしょう。

 

これらの体感表現は確かにあいまいですが

わたしたち現代人にとってとても身近であり、

日常的に感じる大切なアンテナです。

 

この「アリストテレスの共通感覚」は、

現在では5番目の感覚を「体性感覚」と呼ばれ

その中に「触覚」が含まれています。

 

実はこの触覚、単一器官によって営まれる他の4つの感覚とは違い

とっても繊細かつ複雑だということがわかっています。

 

それだけに重要であるということと、感じる個人差がある事実は

感覚優先のひとたちたちにとって

嬉しい研究テーマの一つだと思います。

 

 

 

つまり、これは

感じやすく敏感であることがテーマの時代、という証拠。

 

今まで、社会生活で、なんとなくついて行けなかった方も

生きやすくなる時代が来ていると考えるとワクワクしますね。

 

しかし・・・ここが誤解され軽視されていることも事実です。

「五感Café 」では、こうした背景を踏まえ

「感じること」「触ること」「触られること」について

もう少し掘り下げてお伝えしてゆこうと思います。

 

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触ること  触られること

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まず、五感の中のラスボス、触覚だけをじっくり考えてみましょう。

 

わたしたちは脳ではなく、肌や触覚を通して

物事を考えコミュニケーションをとっていると書きましたが

それは一体どういうことでしょうか?

 

例えばなにかの感触について「ざらざらする」と言ったとき、

実際に皮膚で何が生じているのかまだ正確にはわかっていません。

 

けれど、不思議と「その感覚」はわかりますし、

ちゃんと相手にも伝わるものだと誰もが知っているでしょう。

 

さらに「ふわふわしている」「ツルツル」「すべすべ」

「ジワジワくる」「シュッとする」など

わたしたち人間のコミュニケーションの手段は、

こうした擬音から感じる映像や音声に限ったことではありません。

これらは、とても巧妙に、記録とイメージで出来上がっています。

 

 

では、次にコミュニケーション・イメージとは何かと考えてみましょう。

例えば「愛」というのは頭の中だけでは妄想と変わりませんね。

「愛」という概念のことだけになってしまいます。

 

本当のコミュニケーションとは、

やさしく髪をなでれば安心するように

例え自分で頭を撫でても気持ちがいいように

手を握りあえば心が通じるように

その先には触覚がある・・・・のです。

 

結論からいうと、そのような能力のことだと知っていてください。

 

そして、わたしたちは皆、

生まれながらその大切な能力を持っているのです。

 

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触覚の他の感覚との大きな違いは?

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これまで、触覚がどれだけ重要な感覚か

それはどういったことかを簡単にお伝えしてきました。

 

ここまででわかることは

日頃「五感」と現されているわたしたちの感覚とは

実は、《触覚 + それぞれの4つの感覚》だということでしょう。

 

つまるところ、この素晴らしい体感能力を持ったわたしたちが

「感じる」を研ぎ澄ますの本質は、

相互作用である5つの感覚すべて流れを良くするという意味です。

 

ここで問題になってくるのは、感覚を鈍くする環境や考え方、

見るもの聴くもの味わうものなど

日々無意識に感じ取ってしまっていること。

 

現代人にとってこのようなノイズ(と感じるモノコト)は避けられません。

 

知らず知らず自分の中にはびこってしまった余計なものをクリアにして、

純粋な感覚に近くするように心がけてゆきたい。

 

この発想が、感度を高める近道と言えそうです。

 

 

次回は5つの感覚の大きな違いについてお伝えします。

 

 

 

 

 

 

解説)アリストテレス(BC380-322ごろ)は月食の時に映る地球の影が丸いこと、北から南へ移動すると星の位置が変化して見えることにより、地球は球体であると説明しました。

名前の由来は古典ギリシャ語の“aristos”(最高の)と“telos”(目的)から来ています 。

 

 

 

 

 

 

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