デフォルトとして、わたしの写真制作は2つあります。

ひとつはヴィジョンを表現するために写真を使って表現するもの。

それは遠くに見えるゴールへ向かって歩いて行く山登りのような作業です。

 

ふたつめ。場に惹きつけられて感覚的に撮影するスタイルで、

これはあるとき一気にその空間の持っている景色が見えてくるときがあり

あるいは見せられているような感覚に似ています。

わたしの五感が潤っているうちに素早く手を動かし一気に仕上げる写真のことです。

 

このとき、わたしという人間の創作ではなく、

自己さえも超越して、自然と一体になって

創り上げてゆくような臨場感が生まれるのです。  

 

感覚に訪れるもの。


まだその存在に姿はなく

言葉にもならず目にも見えません。

 

それは、わたしを捕まえて離れたり近づいたりしながら

弄んでいるようにも想います。


だからこそ、
その気配を視ようと

微かな兆しをめぐり全感覚を開いて待ちます。

 

意識的に表現するときと、恍惚感とともに創るとき。

どちらも自分に誠実でありたいのです。

ずっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

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