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あらためて彼女の作品を見ると、
独特なタッチとともに
一定のまなざしがあることに気づく。

 

この距離感は映像のフレーミングだ。

 

見るものの情感を呼び覚ます
近すぎず遠すぎない空間認識。

 

ちょうど夢を見ているときのような
浮遊した間隔が現れ

誰かのまなざしによってそれが映し出される。

 

 

それが
色鉛筆画家 渡辺美香子さんの描く世界だ。

 

 

どことなく遠い外国の風景を想わせる
行ったことはないどこか。

 

描かれている細部より
長時間露光で撮影された

凝縮した一定時間が浮かんでくる。

 

 

フレーミングした画角から
じっと動かずに瞳を前にむけ

 

向こう岸の
そのまた向こうに在る
なだらかな丘
そこに住む動物たちの息づかいを
ひとつの時間に収めてゆく。

 

 

色鉛筆のざらりとした手応えが

ゆっくりと傾く陽を楽しむかのように
微妙な影のグラデーションを描き込んでいる。

 

本当に存在する場所なのかどうかはわからない。

 

けれど、ヴィジュアライズされた世界観は
点描のひとつひとつが息づき

 

無心の音楽となって
見ている人のこころへ 流れているように感じる。

 

 

その静かな音楽から
どこかで見たことがあるような

 

遠い景色が現れて
どんどん広がってゆくのだ。

 

景色でも季節でもない。

 

《概念》

 

写真で言えば広角24ミリF32。

 

 

今井先生がおっしゃった 「パンフォーカス」の世界だ。

 

今回の対談のキーワードは 「映画」。

 

 

今回も、まるでなぞの点と点をつないで

鮮明なアウトラインを描いてゆく
脳内トリップの悦楽であった。

 

 

さて、 「姐’sBar」は果たしてどこへ行くのか?

 

 

それもまた

行ったことはないどこか、だろうか。

 

収録音声はメルマガで近日公開。

 

お楽しみに。

 

 

 

 

 


 

 

色鉛筆画家 渡辺美香子さん個展のお知らせです

 

http://www.eonet.ne.jp/~mikakoworld/

 

 

<2016年 渡辺美香子個展・作品展 予定>

1月30日(土)~13日(土)日休廊
大阪狭山市 ギャラリー美游館

「渡辺美香子 色鉛筆画展」

 

2月1日(月)~20日(土)日祝休廊
大阪・北浜 ギャラリー&カフェ アムリタ 個展

渡辺美香子「気がつけば30年」展

 

2月24日(水)~3月8日(火)
横浜 高島屋 版画特集展

 

4月27日(水)~5月24日(火)
大阪 あべのハルカス近鉄本店
渡辺美香子の色鉛筆画教室主宰「色鉛筆画の彩展」

 

 

 

 

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