耽溺寫眞 理論編 5 手ブレと被写体ブレ
写真論, 耽溺寫眞

耽溺寫眞 理論編 5 手ブレと被写体ブレ

 

 

 

2015.12.07 akane-4p

 

 

 

 

あなたの写真がブレのはなぜ?

 

 

「耽溺寫眞」 理論編 5

 

前回は、露出の時間と光の強さについて

そこに当たっている《光の強さ》を《蛇口の大きさ》

として考えてご説明しました。

 

 

 

そこからイメージできることは、

短い露出時間で撮影するためには《強い光》=たくさんの量の光が必要で、

 

逆に《弱い光》=少ない量の光で撮影するには

長い露出時間が必要ということになる、という原理でしたね。

 

 

 

今回のテーマは手ブレと被写体ブレ、です。

 

このとき「長い露出時間」というのが手ブレの原因に関わってきますので

しっかり理解して参りましょう。

 

 

 

「せっかく撮った写真がブレてしまった・・・・」

 

きっと誰しもそんな経験があるのではないでしょうか?
たとえば、お部屋やお店など室内で撮ったときや

夜景や、夜景と人を一緒に撮ろうとしたとき。

 

または、街スナップで走っている乗り物や

自転車に乗っている人、走っている人を捉えたとき、

 

動きの早い小さなお子さん、

ペットなどの動物を被写体として撮ろうとするとき、

 

写したいものがブレてしまうことがあります。

 

 

その原因となっているものは一体なんでしょうか?

 

 

 

 

 

2つのブレ=被写体ブレと手ブレ

 

 

 

ブレは、主に「被写体ブレ」と「手ブレ」の二種類があります。

 

ひとつは、 ◼︎被写体ブレといい、被写体が動くのでブレてしまうこと

もうひとつは◼︎手ブレとは、カメラを持つ手がブレてしまうこと

 

を指します。

 

 

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被写体ブレの例*被写体が動くのでブレてしまった

 

 

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手ブレの例:カメラを持つ手がブレてしまった写真

 

 

 ↓

-biowine-45p
ブレずにピントを合わせたイメージ

 

 

 

 

被写体ブレの原因とは、文字通り

撮影中に被写体が動いてしまうことが原因です。

 

これは、露光をしている間、ということと同じ意味ですので

露光中に被写体が動いてしまうことが原因で作られた画像、

とイメージで覚えることもできます。

 

 

この、被写体ブレの対策をお話ししましょう。

 

 

 

 

014

 

 

 

 

 

どうしてもピタッと止まったものが写したい場合には、

 

カメラの露光時間(シャッターが開いている時間)のあいだ、

《動かない被写体》を撮影するようにするか

 

または、静物などの被写体を撮ったり

被写体が人などであれば《動かないようにしてもらう》ことが対策となります。

 

 

カメラの設定で行うのであれば、前回覚えたように

カメラの露光時間(=シャッターが開いている時間)を速くして

ブレを抑えることもできます。

 

 

また、

 

・ISO感度を上げる

・明るいレンズを使用する

・光を強くする

 

など、撮影の状況を変えたり、設定をしたりすると

とても簡単に手ブレを避けることができます。

 

 

では、次によくある「手ブレ」とは何かというと、

カメラ本体または、カメラを持つ手が動いてしまうことが原因で起こります。

 

 

 

 

015

 

 

 

 

手ブレが起きないようにするには・・・

 

・カメラの露光時間(シャッターが開いている時間)の間、

カメラを三脚などに固定してカメラ本体が動かないように撮影する。

 

・カメラの露光時間(シャッターが開いている時間)を速くする。

 

 

つまり、

・光を強くしたり、明るい光を選ぶ

・ISO感度を上げる

・明るいレンズを使用する

 

ように意識してみましょう。

こちらも被写体ブレ対策と同じような環境作りがポイントとなります。

 

 

 

 

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絞りと露出の関係 = レンズのF値を覚える

 

 

ここでカメラの構造上、「光を絞って露出を変える」

というイメージを覚えてゆきましょう。

 

 

カメラには、人間の目の瞳孔の大きさを変える

虹彩(こうさい)と同じような働きをするものがあります。

 

それが、レンズの「絞り」です。

 

わたしたちは通常、目の中に入る光を調節するために、

虹彩が伸びたり縮んだりして瞳孔の大きさを変えています。

 

明るいところでは光の量を減らすために瞳孔は小さくなり、

暗いところではより多くの光を必要とするために瞳孔は大きくなります。

 

そして、この仕組みはカメラ内部をとてもよく似ているのです。

 

 

「絞り」は、カメラに入ってくる光の量を変えるための機構のことです。

 

この構造は、光を通す「穴」の大きさを変えるだけの

シンプルなものになっていますが、

カメラにとってはシャッターに次いで重要な機構です。

 

 

通常、「絞り」はレンズの中に組み込まれていて

瞳孔が小さくなったり大きくなったりするような仕組みを持っています。

 

 

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それでは、次回、この「絞り」について詳しくご説明します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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